2016.06.11 02:34時生あの子に訊きたい。生まれてきてよかった?東野圭吾さんの「トキオ」とても名作です!口だけで言い訳ばっかりの拓実の前に現れた自分の息子だというトキオという青年。トキオのことを他人のように思えない拓実は、行方不明になった恋人を一緒に探し始めます。自堕落な生活を送って口を開けばいつかビッ...
2016.06.07 00:50さよならのためだけに我孫子武丸さんの「さよならのためだけに」を読みました。「かまいたちの夜」の脚本の我孫子さんですが、小説は初めて読みました。今では街コンや婚活といった出会いの場を提供するのが多いですが、水元君が勤めるPM社は遺伝子で相性診断を行い、遺伝子レベルで相性がわかるということを行っている会...
2016.06.06 01:32あの空の下で吉田修一さんの「あの空の下で」を読みました。短編集とエッセイですが、それぞれ短い話でさらっと読めます。飛行機には仕事での研修でタイや北海道、旅行でグアムと三回ほどしか乗ってませんが飛行機に乗るとわずか数時間でここまで来れるんだと感動したりしてました(笑)旅先だと地元の人には何気な...
2016.06.01 13:35サヨナラ自転車亜優、俊輔、拓己の幼馴染の物語。青春物です。子どものときのことを思いだします。この3人とも優しすぎます。だからこそこの3人の関係が崩れた時は寂しくなりました。切ない話ですが、やはり優しい3人。読んだ後には温かい気持ちになりました。できればこの後の話も書いてほしい、そう思える作品で...
2016.05.30 22:43植物図鑑映画公開ということで読み直しました。「雑草という名の草はない すべての草には名前がある」と昭和天皇が仰ったそうですが、この作品を読むと普通に道端に生えている名前がわからない草にも興味が湧いたりします。川沿いを散歩したりするのも好きなので知識があればもっと楽しめるのかなって思います...