聲の形
耳が聞こえる少年石田と転校してきた耳が聞こえない少女西宮。
小学生の時は転校生は注目を浴びますが、それでも耳が聞こえない子がやってくると変化があると思いますが、それが悪い方向にいってしまいいじめへ発展。
最初は石田君が西原さんをいじめてましたが、西原さんが転校したあとは石田君が標的にされ、幼馴染の友達にも裏切られたりするように。
とても考えさせられる作品でした。
小学生の時は自分や周りの友達が楽しんでいればいいといったところがあったりしましたので、自分も誰かに嫌な思いをさせてたかもしれません。
特に障害を持っている子への接し方というのは今でもどういうのが正解なのかがわからない。人によってどう接してほしいかが違いますし、何より自分がその立場になっていないためわからないのが大きいと思います。
子どもの時はもっとわからないため、石田君や西原さんみたいになっててしまうのかもしれません。
それでも映画作りなどを通して、小学生時代の友達がつながっていくのを見るとうれしく感じました。子どもの時には伝えれなかった気持ちを伝え、うわべだけの付き合いではなく言いたいことを言い合える本当の友達になっていったのかなと読後感は気持ちよくなりました。
障害、いじめなどはこれからもみんなが考えていかなければいけない問題だと思いますので、たくさんの人に読んでいただきたい作品だと思いました^^
0コメント